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独特の辛つゆで舌鼓 にぎやか「行者そば祭り」

 伊那市の荒井区は14日、内の萱スポーツ公園で「第21回行者そば祭り」を開いた。訪れた県内外の多くの家族客らは、こだわりの手打ちそばに舌鼓を打った=写真。
 「伊那市そば打ち名人会」や区民が地元のそば粉で作った2千食を用意。大釜で休むことなくそばをゆで、調理や受付など総勢100人以上のスタッフでもてなした。来場者は、焼きみそと大根おろしを混ぜた独特の「辛つゆ」でのどごしを味わった。
 行者そばは、1300年の昔、駒ケ岳へ修行に向かう行者の役小角(えんのおずぬ)が、内の萱で一夜のもてなしを受け、その礼に置いていったそばの種を育ててきた竏窒ニ今に伝わる。

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