約3カ月の試行運行の結果を検討
飯島町生活交通確保対策協議会
飯島町生活交通確保対策協議会が11日夜、約20人が出席し、役場で開かれた=写真。7月16日に試行運行を開始し、ほぼ3カ月経過した地域循環バスの利用状況や利用者の意見、要望について検討した。
利用状況は7月(運行日数12日)227人、8月(同23日)445人、9月(同20日)401人。計1073人(1日当り19・5人)。各コースとも利用は午前中に集中している。病院コースも午前中の利用が多く、全体の27縲・8%を占めている。
利用者の意見、要望は▽福祉バスの方が良かった▽発着点は役場でなく、JR駅かコスモ21の方がいい▽乗り継ぎが多い▽逆周りを設定してほしい▽昇降が高く、老人には大変-など。
また、バス乗務員からはカーブミラーの設置や立木の伐採、停留所の位置などの安全対策上の課題が出された。
検討会では「65歳以上のアンケートが必要では」「どこでも乗れるデマンド方式が導入できないか」「乗った人がどこで降りるか調べた方がいい」などの意見が出された。
発着点やコース、運行ダイヤ、停留所の位置などの見なおしを次回(11月中旬)検討会で協議する。