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生徒ひとり一人が選んだ413冊

地域の善意で購入

生徒ひとり一人が選んだ413冊

 飯島町の飯島中学校で15日から、生徒ひとり一人が選んだ「50周年記念寄贈図書」の貸出が始まった。
 同校は1958年、旧村立七久保中と統合、50周年を迎えることから、各種記念事業を計画。寄贈図書も記念事業の一環、地域や同窓会の寄付金の1部で、全生徒にアンケートを実施、希望する413冊を購入、学校図書館の1角に記念図書コーナーを設けた。本は中学生に人気のジュニア小説や文庫本など小説を中心に、自然科学、スポーツ関係など。生徒希望分とは別に百科辞典や地図などもそろえた。
 この日の貸出数は百冊余で、1日平均40冊の2倍以上、多くの生徒が図書館に足を運んだ。
 図書委員長の増沢菜々子さんは「希望が他の人と重なったので、同じ作者の別の本を選んだ。読むのが楽しみ」と話していた。
 また、司書の上山富美子さんは「新しい本が1度にたくさん入り、生徒の関心も高まっている。これを機に読書習慣が身につけば」と期待していた。
 このほかの記念事業は記念式典(27日)、記念誌「あこがれたかく」発行などを予定

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