養命酒が災害に備えてミネラルウォーター寄贈
万一の災害発生時の備えにしてもらおうと養命酒製造(本社・東京都)は17日、同社製のミネラルウォーター1万2千本(500ミリリットルペットボトル入り、165万6千円相当)を駒ケ根市に寄贈した。ミネラルウォーターを生産している駒ケ根工場の松沢勝彦工場長ら3人が市役所を訪れ「新潟県中越沖地震の際に現地に飲料水を送って喜ばれたことから、工場のある駒ケ根市にも貢献したいと考えた。いつ起きるか分からない災害への備えとしてほしい」として中原正純市長に手渡した=写真。中原市長は「災害対応は大切な課題。中でも水は必要不可欠だ。早速配備して好意に応えたい」と感謝を述べた。
寄贈されたミネラルウォーターは7200本が市内の特別養護老人ホームなど福祉施設と病院に、4800本が市内2カ所の備蓄倉庫に配備される。