感じた想いリズムに乗せて、宮田小1年1組が自作曲を音楽会で披露へ
宮田村宮田小学校1年1組は19日の同校音楽会で、学校生活で感じたことを歌や打楽器のリズムに乗せた自作曲「リズムにのってレッツゴー!!」を披露する。太鼓演奏に取り組む6年1組の姿に感銘を受け、自分たちもと意気込む子どもたち。本格的な練習を始めて日は浅いが、「心をこめて叩くんだ」と熱の入った練習が続いている。
8月に6年1組の太鼓演奏にふれた1年1組。先輩の奏でる力強い音が児童の心に響きわたった。
「僕たちに太鼓はないけど何でも叩けば音が出るんだ」。紙筒や竹、電線を巻いてあった木製のリールなど、入手できるものを活用。立派な打楽器に変身した。
さらに学校生活で体験したことを曲に。「カラカラ」と遊ぶクラスの仲間になったハムスター、おしりが痛かった公園すべり台の「ガラガラ」という響きなど、思い出に残った一人ひとりのリズムをつむいで完成した。
入学してから毎朝、始業前に歌うことが日課の同学級。それが元気の源だ。
「今回は子どもたち自身の曲だから、今まで以上に思い入れも強いみたい」と担任の大日野昭美教諭。難しいリズムを、自然のうちに友人同士教え合う姿に目を細める。
音楽会は19日午前8時50分から同校体育館。1年1組は先頭で登場し、他の学級も趣向を凝らしながら練習の成果を発表する。