行方不明男性遺体で発見
15日朝に軽自動車で自宅を出たまま行方が分からなくなり、家族が家出人捜索願を出していた松川町の無職の男性(51)が20日午前9時30分ごろ、飯島町七久保の山中で遺体で発見された。19日午後6時ごろ、住民から林道横根山線沿いに軽自動車が止まっているとの通報を受けて20日朝から周辺を捜索していた駒ケ根署員らが発見した。死因は同署が調べている。
同署によると、現場は与田切発電所上流約500メートルの与田切川沿いで、林道から数百メートル離れた高さ十数メートルのがけの斜面。周囲の状況や遺体頭部の損傷などから、山中をさまよっているうちに何らかの原因でがけから転落したものとみられ、事件に巻き込まれた可能性は薄いとみている。男性は福祉施設に通っていて、これまでにも何度か行方が分からなくなることがあったという。