心に響く島唄で宮田村職労50周年事業コンサート
宮田村職員労働組合の結成50周年事業として20日、沖縄八重山島唄の第一人者・大工哲弘さんのコンサートを村民会館で開いた。反戦活動にも力を入れてきた同組合。組合員や地域住民約300人の聴衆は、歴史の荒波にさらされた琉球の民謡に親しみながら、平和の願いも新たにした。
ジャズやロック、世界の民族音楽と数々の共演をこなすなど、枠にとらわれず沖縄の伝統音楽の継承、普及に取り組む大工さん。
この日のコンサートでも三線を弾きながら、情感あふれる島唄の数々を披露した。
心揺さぶる歌声が観衆を魅了。アルプスが初冠雪した伊那谷に、南国のリズムがやさしく響いた。