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赤穂南小で「歯の健康を推進する会」

赤穂南小で「歯の健康を推進する会」

 学校を挙げて歯と口の健康づくりに取り組んでいる駒ケ根市の赤穂南小学校(下平達朗校長)と県歯科医師会は23日「小学校における食育と歯の健康づくりを推進する会」の第1回を同小で開いた。保健や食育、教育関係者など県下各地から約30人が参加し、同小の取り組みを視察して意見を交わした。
 参加者は児童の歯の状態を家庭で毎月チェックする「歯ッピーチェックカード」を点検する様子などを視察=写真。カードに記入されたチェックの結果などを興味深そうに見詰め、熱心にメモを取ったり写真に収めたりしていた。
 会は来年2月にかけてさらに2回開かれる。11月9日には岡山大歯学部小児歯科講師の岡崎好秀さんの講演「カムカム大百科 歯科医から見た食育」も開かれる。
 同小は児童が食事の際にかむ回数をカウントする「カミカミマシーン」を独自に考案、実用化するなど、ユニークな取り組みで注目されている。歯の健康について楽しく指導する全校集会「歯ッピータイム」を月に1回開いたり、体重測定時に歯のチェックや歯磨き指導を行ったりするなどのきめ細かい活動により、児童の虫歯予防に大きな成果を挙げている。昨年、第45回全日本学校歯科保健優良校表彰で最優秀校に選ばた。

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