駒ケ根市が徴税吏員併任辞令交付
県と協力して税金の滞納整理を行うことを取り決めた「協働による滞納整理に関する協定」を県との間で結んでいる駒ケ根市は25日、県の徴税吏員に対する併任辞令を駒ケ根市役所で交付した。県総務部税務課個人県民税対策室上伊那駐在の収納推進員下平和則さん、渡辺信悟さん、今村光男さんの3人に原寛恒副市長が辞令を手渡した=写真。任期は3月31日まで。3人は今後市職員とともに、おおむね50万円以上を滞納している世帯を対象に滞納整理に当たる。市内の対象世帯数は約40件。
原副市長は「税源委譲などにより、今後個人住民税の滞納は増えると予想される。税収確保に向け、大いに成果を上げてくれるものと期待している」と述べた。主任収納推進員の下平さんは「滞納を許さないという強い姿勢を示すことで、抑止効果につながるのではないか」と話している。