箕輪町郷土博物館の松の木でハトが子育て
箕輪町郷土博物館の黒松に、ハトが巣を作り子育てをしている。
敷地内の樹木のせん定をしていた町職員が見つけた。3本の黒松が隣り合って植わっているため枝や松葉に隠れて地上からは見えにくいが、ヒナは体長10センチほどで、2羽が仲良く顔をそろえて巣の中から外を眺めている。
日本野鳥の会会員の原一彦さんによると、ハトはヒナにピジョンミルクを与えて育てるため、種類に限らず通年繁殖が可能だという。
敷地内の松の木にハトの巣を見つけたのは今回が初めて。町職員は「巣立つまで見守ります」と、松のせん定作業はしばらくお預けとなった。