伊那市華道会 JR伊那市駅で週一作品展始める
伊那市内の華道の流派10派でつくる「伊那市華道会」(平林由子会長・会員101人)は、社会貢献活動の一環として、JR飯田線伊那市駅の待合室で週1回ごとの作品展示をする。10月31日、花を飾る花台や花器、剣山を同駅に寄贈した=写真。
会は昨年3月、各流派から集まった有志で結成。多くの人に安らぎを与えるため市内に花のある場所を増やそう竏窒ニ、本年2月の総会で待合室を利用した作品展の実施を決めた。展示は週1回のペースで会員が作品を入れ替えていく考えだ。
寄贈式には役員約10人が出席し、平林会長が「和気あいあいと楽しく花を生けていきましょう。われわれのささやかな力を合わせて一輪の花を」とあいさつ。伊那市駅の大前廣司駅長は「利用者の安らぎになってくれれば」と期待した。