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宮田小5、6組がとうふ工房見学

宮田小5、6組がとうふ工房見学

 宮田村宮田小学校特別支援学級5、6組の児童8人は29日、豆腐製品を生産販売している町三区の「宮田とうふ工房」を訪れ社会見学した。地元産の大豆を用いて安全安心を心がけている製造現場にふれ、食の大切さも含め地域の豊かさについて幅広く学んだ。
 減反政策とからめて宮田村の農業を学習する同学級。村内に大豆畑があることに気付いた児童は「どうしてあるんだろう」と疑問をふくらませた。
 調査していくと、村内に豆腐を作っている工場があることを知り、さっそく見学させてもらうことに。
 次々とつくられる豆腐に目を凝らす子どもたち。おからを利用したドーナツの製造現場にもふれ、毎日休まず早朝から作り続ける苦労も肌で感じた。
 豆腐をつくるようになったきっかけや製品がどこまで出荷されているかなど、質問する場面も。
 同工房総務の赤羽幸男さんは「今年で11年目ですが、その以前に宮田村には豆腐屋さんがなかった。皆さんに安心して食べてもらおうと、地元の大豆を使おうと始まったんです」と答えた。
 豆腐やドーナツの試食もあり「豆の味がすごいする」と歓声も。
 今後、この豆腐を使って調理実習も計画しており、学習は広がりをみせている。

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