かかし隊が昔ながらに脱穀
農産物の栽培を通じてさまざまな挑戦をする宮田村公民館の親子体験講座「われら、かかし隊」は28日、先日収穫した稲を今は珍しくなった足踏み機を用いて脱穀した。約30人の親子が昔ながらの農作業で汗を流し、貴重な体験に笑顔がこぼれた。
中越区の小田切武人さんが懐かしい足踏み脱穀機を提供して持ち込み、かかし隊を支える川手友幸さん=駒ケ原=、加藤政義さん=河原町=、田中一男さん=大田切区=が親子に指南した。
最初は二の足を踏んでいた子どももいたが、やってみるとその楽しさに歓声も。農家の苦労にも想いを馳せながら、6月から行った稲作体験を締めくくった。