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伊那市で病後児保育、休日保育はじまる

伊那市で病後児保育、休日保育はじまる

 伊那市は1日、病後の回復期にあり、集団保育が困難な状態にある園児を一時的に預かる「病後児保育」を開始した。現在の登録者は28人。市によると、仕事を長期間休むことが出来ない家庭の申し込みなどが多いという。
 育児と就労の両立支援と子どもの健全育成を目的として取り組む病後児保育は、入院などの必要はないが、安静にしていなければならない状況に子どもがあり、仕事などの都合で保護者が対応できない場合、利用することができるサービス。保育園に在籍する満1歳以上の園児が対象で、利用は事前登録制となっている。
 今回の開始に合わせ、同保育を実施する西箕輪診療所内に特別保育室を設置。対応は子育て支援課の保育士が担う。保育時間は午前8時縲恁゚後6時(土日、祝日を除く)。利用料は無料から1時間千円まで。
 同じくこの日開始となった「休日保育」にも11人が登録。こちらは仕事など、やむを得ない理由で日曜日や祝日に休みが取れない家庭に対し、休日の保育を提供するサービスで、市内保育園に在籍する園児が対象。上の原保育園で実施していく。
 また、申請があった場合、本当にその家庭がこのサービスを必要としているかを厳正に審査し、保護者の責任放棄などにつながらないよう努めていく。
 保育時間は午前7時半縲恁゚後7時。1時間の利用料は1歳児500円、2歳児400円、3歳児以上300円となっているが、休日保育を利用する前後1週間の平日に児童が振り替えの休日を取得できた場合は保育料を徴収しない。

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