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高齢者火災予防訪問

高齢者火災予防訪問

 火の扱いが増える季節に合わせて伊那消防署は3日、高齢者火災予防訪問調査を伊那市内と南箕輪村内に住む75歳以上の一人暮らし高齢者宅約1200軒で実施した。
 住宅火災の場合、高齢者の死傷者が多く、火災警報などが聞こえにくい高齢者は特に被災する危険性が高い。同調査は高齢者宅の防火への取り組みを点検しながら、日ごろから火災を起こさないように呼びかけるとともに、万が一災害が発生した場合の対応方法などを伝授するために毎年行っている。
 東春近地区では、消防署員2人、消防団員2人、民生委員1人が地区内2軒の高齢者宅を訪問し、備え付けの消火器や火災警報機の状態を点検したり、使い方を指導。また「災害時には自分の身の安全を第一に考え、外に出るなどの対応をしてほしい」と話した。
 指導に当たった伊那消防署警防課指導係の北村英幸消防指導補は「まずは火の取り扱いに十分注意してもらいたい。高齢者の場合、放送が聞こえないなど、情報を受けるのに時間がかかることもあるので、十分注意していただければ」と話していた。

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