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2511/(月)

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創業支援センター 開所から半年

 新規創業者の支援を目的とした伊那市創業支援センターが開所してから半年が過ぎた。当初、2社の入所だったが、4社に増え、市は「ベンチャー企業の集積効果が出ている。滑り出しは良い」とし、市内に立地してもらえるように支援していく。
 創業支援センターは上伊那で初めて開所。新しい技術や製品の研究・開発などを希望する起業者に対し、貸し工場・事務所を低コストで提供している。使用期間は3年以内で、電気部品製造、高分子シルク商品の企画開発などが入所する。
 そのうちの一つ「GAST JAPAN」は機械構造部品の製造などを手がけ、10月中旬、伊那総合物産展示会&商工祭で土壌の成分を分析する自動判別器、実用研究中のデジタルカメラや携帯電話に使う部品の圧電リニアモーターなどを展示した。
 10年3月末までの入居で、横尾嘉也社長はゆくゆくは伊那に事務所を構えたいと考えている。
 新規創業者は随時、募集中。市には月1縲・件の問い合わせがあり、年度末には8割の入所を達成したいとしている。
 1室の広さは25縲・56平方メートル。共同で使用する会議室や打ち合わせコーナー、トイレなどもある。
 問い合わせは市産業立地推進室(TEL78・4111内線2433)へ。
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センター内で実用研究に取り組む企業

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