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箕輪町北小河内
竜東線歩道工事着工安全祈願祭

箕輪町北小河内<br>竜東線歩道工事着工安全祈願祭

 箕輪町北小河内の伊那辰野停車場線(通称・竜東線)の歩道工事着工安全祈願祭が7日、北小河内公民館であった。地元と、地元区や公募委員らでつくる「箕輪の竜東線の未来を考える会」が主体となって道路の計画づくりを進め、06年度から交通安全事業に着手したモデル的な取り組みで、辰野町境から南へ250メートル区間の工事を12月に始める。
 地方道路交付金(交通安全)事業で、歩道設置工事は北小河内公民館から辰野町境までの全長510メートル。現況幅員6・6メートルを10メートルに拡幅し、東側に幅2・5メートルの歩道を設置する。工期は09年まで。総事業費は4億円。
 07年度事業は用地補償、歩道設置工事(250メートル)などで事業費は1億円。工事中は片側交互通行になる。工期は08年3月まで。残りの260メートル区間は08年度以降に用地補償、工事を計画する。
 竜東線は、1日1万3千台以上の交通量がある主要な幹線道路。当該個所は、線形が悪く人家が密集し幅員も狭い。歩道がないため同区の児童生徒は裏道の路地を遠回りして通学せざるをえない状況にある。
 今回の事業は、歩行者の安全を確保した道づくりのため、県事業の立案に一般住民が参加し、より民意を反映する手法をとり、未来を考える会と、同会下部組織の北小河内竜東線拡幅実行委員会が中心になりルート計画、地権者交渉、移転の対応にまで取り組んでいる。

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