アンサンブル伊那で石焼きいもの販売始まる
寒い季節、温かな石焼きいもはいかが竏秩B 伊那市西箕輪にある知的障害者の通所授産施設「アンサンブル伊那」は、屋外にある「ヤキイモ小屋」で石焼きいもの販売を開始した。甘い香りに誘われた近所の住民などが訪れ、焼きたてのいもを楽しんでいる。
石焼きいもの販売は3年目。焼きいもの販売を通じて利用者と地域の人たちがふれあう機会を広め、利用者の社会参加促進、住民の理解を深めていきたいという思いがある。
イモはベニアズマを使用。焼く作業はスタッフが行っているが、焼きいもを入れる袋づくりや石を焼くためのまき作りは利用者が担っており、それぞれが得意とする仕事を見つけて励んでいる。
売れ行きも好調で、近隣住民や施設に併設するカフェを訪れた客が購入していくほか、会社帰りに買っていく人もいる。今年は初日に約60本が完売した。
この日、訪れた近所の主婦、山本ちとせさん(33)は「安いしおいしいので去年も何回か買いに来ました。また、買いに来たいと思います」と笑顔で焼きいもの入った袋を受け取っていた。
販売時間は火曜縲恣y曜の午前11時縲恁゚後6時。価格は1本200円。とり置きにも対応している。
問い合わせはアンサンブル伊那(71・8622)へ。