第12回JA上伊那まつり開催
上伊那農業協同組合(JA上伊那)による第12回JA上伊那まつりが10日、伊那市狐島の本所で始まった。初日から新鮮な農作物を買い求める多くの買物客が訪れているほか、さまざまな催しが会場をにぎわせている。
まつりの目玉の一つは、「農産物品評会」。毎年農家が丹精込めて育てた農作物が並び、それぞれの作物ごとに品評を行っている。今年、約880点の野菜や果樹、花きなどが出そろった。夏の暑さの影響が懸念されたものの、出品された農作物はどれも質が良く、果樹は昨年より40品ほど多く出ている。特に上伊那が振興作物として力を入れているシロネギやダイコンなどは良いものが出ているという。農作物は一般が購入できるようになっており、価格も店頭に並ぶものより安いため、消費者にも人気で、今年も午前8時半ころから会場前に列ができた。
また、青壮年部による「かかしコンクール」には、今年話題となったキャラクターや人物などをモチーフとしたユニークなかかしが並んだほか、ステージでは地元の幼稚園の鼓笛隊や伊那養護学校の児童らによる太鼓演奏が披露され、訪れた人を楽しませていた。
まつりは11日まで。時間は午前9時縲恁゚後4時。農産物品評会の野菜の引渡しは午後3時半縲恁゚後4時となる。