上伊那栄養士研修会
栄養士の知識向上と食育の推進などを目的とした上伊那栄養士研修会が9日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。行政や学校、社会福祉施設などの栄養士ら約50人が集まり、口腔保健やメタボリックシンドローム対策のための保健指導などについて考えた。
研修会は管内の栄養士を対象として伊那保健所が毎年開催している。
「口腔保健と健康づくり」をテーマにした講演では、長野県歯科医師会地域保健部の村上順彦副部長が、口腔の働きや役割と世代別の口腔機能の改善事例を紹介=写真。高齢者の口腔機能維持、向上については、口腔機能の向上が楽しい食生活に重要であることを本人に認識してもらい、モチベーションを高めていくことも重要であることを語った。
また、グループワークではメタボリックシンドローム対策をテーマとし、それぞれの立場でできることを考えた。