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リサイクルシステム研究会の会員企業に感謝状

天竜川水系健康診断を10年間継続

 天竜川本流と支流の水質調査「天竜川水系健康診断」を10年間継続してきたリサイクルシステム研究会(向山孝一会長)の会員企業20社に対し、県テクノ財団の萩本博幸理事長が9日、感謝状を贈った。
 調査は水質の実態を把握するため、1997年に始まった。年1回、釜口水門縲恊テ岡県遠州灘河口の天竜川本流と天竜川に流れ込む支流約50カ所に測定地点を設け、2時間間隔で24時間にわたってCOD(化学的酸素要求量)などを調べた。
 萩本理事長は会員企業にそれぞれ感謝状を手渡し、活躍に期待。
 向山会長は「会員企業のチームワークが継続につながった。業種を超えたつながり、地域への広がりなど伊那谷を環境技術の集積地にしたい」と述べた。
 水質調査の概要などは冊子「伊那谷の企業者員と竏註・nの仲間たちによる諏訪湖・天竜川水系健康診断10年の軌跡」=A4判、110ページ=にまとめた。千部作成し、会員企業や上・下伊那の小・中学校に配布する。
 循環型社会の構築に向けては、天竜川美化活動「天竜川水系環境ピクニック」、使用済みコピー用紙を循環させるシステムの構築なども展開している。
 会員企業は上・下伊那の電子部品、食品、建設などで構成される。

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