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宮田小2年2組が今年もエサ台設けて野鳥観察

宮田小2年2組が今年もエサ台設けて野鳥観察

 入学当初から野鳥に親しんでいる宮田村宮田小学校2年2組は7日、今季も身のまわりの鳥たちを日常観察しようと、昨年に続いてエサ台を製作。校内3カ所に設置した。翌日にはさっそく観察を開始し、パンなどのエサを自主的に持参して登校する児童の姿もあった。
 「エサを持ってこいとも何とも言ってないのに。子どもたちには驚かされますね」と担任の原一彦教諭。当初は野山にエサが乏しくなる12月頃から給餌する考えもあったが、子どもたちは昨年からの経験をもとに、自分たちで考えて行動した。
 エサ台も大幅に改良。設計から製作まで考えて「エサがぬれないように」と屋根つきに。学級のベランダ、中庭、東門に設置した。
 8日朝、エサ台の周辺には鳥たちのさえずりが。「ヒヨドリだ」と、聞き耳を立てながら歓声をあげる光景もみられた。
 自宅に営巣したシジュウカラを夏休みの自由研究などを通じて観察した濱田一葉君は「うちでもエサ台をつくってみたい」と話していた。

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