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裁判員制度学習会

裁判員制度学習会

 宮田村の住民グループ「いきねっと宮田」は9日、長野地裁伊那支部の藤井聖悟裁判官を講師に迎え、2年後に導入される裁判員制度についての学習会を村民会館で開いた。約30人が参加して理解を深めたが「責任重大で大変」といった意見も寄せられた。
 制度の仕組みを紹介するビデオ観賞後、藤井裁判官が一般の人から寄せられることが多い不安や疑問点について回答。
 「裁判官と一般から選ばれた6人の裁判員がひとつのチームとして事件を審議する。司法を身近にして信頼を向上させるほか、安全な地域づくりも期待されます」など話した。
 質疑では会場から「国民の意見を反映するというが、すごい責任が重く、その人の人生を左右する大変なことだと感じる」といった意見も。制度の中味についても分からない所を理解しようと、質問が挙がった。
 地裁伊那支部の櫻井郁夫庶務課長は「制度開始まで時間は限られているが、まず知って理解してもらうことが重要。このような出張講座も行っているので、ぜひ声をかけてほしい」と話した。

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