南箕輪村郷土館特別展
「大宗館文庫」の資料公開
南箕輪村教育委員会は11日、村郷土館特別展で「大宗館文庫」の資料を公開した。
大宗館文庫は村南殿区の有賀家が所蔵していた古文書などを内容とする文庫。古文書類2777点、和書などの図書類1009点、錦絵34図、書画739点あり、多種類で点数も多い。著名人の書画や豊国、国貞、国芳、広重などの浮世絵もある。
特別展は村民文化祭に続いて開催。屏風や掛け軸などの書画、古文書に加え、錦絵全点を紹介し、島崎藤村の島崎家と深い関係があったことから残されている「夜明け前」の関係資料も展示した。
来館者は、村文化財専門委員の松沢英太郎さんの解説を聞きながら、興味深く資料を見ていた。