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豊かな自然、思いめぐらせ西山山麓現地調査

豊かな自然、思いめぐらせ西山山麓現地調査

 宮田村の広域農道西側に広がる新田区の山麓一帯を観光エリアにしようと住民公募メンバーらで検討を始めた「西山山麓観光開発研究会」は11日、現地や太田切川を挟み対岸にある駒ケ根市菅の台を歩いて調査した。観光地として既に整備された菅の台と比較するなかで、豊かな平地林が残る宮田側の・ス西山・スをどう活用できるか、思いをめぐらせた。
 16人が参加。黒川の清流を横目に見ながら平地林の中を通じる遊歩道「こもれ陽の径」を歩き、閉鎖後の後利用について検討が進む旧養魚場、駒ケ根市が整備した森と水のアウトドア広場、さらに橋を渡って対岸の菅の台まで足を運んだ。
 約4キロをゆっくり4時間かけて歩いたが、メンバーの多くは新鮮な様子で「実際に歩いてみて良かった」と感想も。
 ある参加者は「整備されている菅の台と同じことをしても難しいはず。自然が残されているということを大切にして考えていくべきでは」と話した。
 研究会事務局の村産業建設課は「西山は自然に親しみながら周遊的に結ぶという点ではエリア的にも適しているはず。拠点施設の問題も含め、いかに手を入れて線で結んでいくかがポイントになる」と話した。

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