かんてんぱぱホールで第2回登窯“阿南窯”窯出新作展と阿南町ゆかりの工芸作家展
「第2回“阿南窯”窯出新作展と阿南町ゆかりの工芸作家展」が18日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。登窯「阿南窯」の新作陶器や、色とりどりに描かれた漆彩画、草木染めのストールなど約400点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
阿南町にゆかりのある工芸作家6人による作品展は昨年に続き2年目。陶芸では、今年10月末に阿南窯から窯出ししたばかりの皿や器を出展。陶芸作家の中には阿南町陶芸体験館の職員もおり、今回は同館で創作体験ができるとんぼ玉なども展示している。
また、漆の独特の質感と色彩とを組み合わせた「漆彩」という手法で手がけられた壁絵、天然の素材にこだわって染め上げた草木染め作品など、それぞれの作家がこだわって製作した作品が並んでいる。
陶芸作家の水野雅史さん(41)は「昨年好評をいただき、今年も開催できる運びとなった。登窯の焼き上げ、草木染め、漆彩など、自然の素材の持つ強さや良さを感じながらご覧いただければ」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。