宮田中に伊那税務署長が感謝状
宮田村の宮田中学校は租税教育の推進が評価され13日、伊那税務署長から感謝状を受けた。本年度管内唯一の受賞で、帯刀昇校長は「見落としがちな大切な税金の役割について、今後も生徒たちが目を向けられるよう取り組んでいきたい」と話した。
新井宏署長が同校を訪れ、帯刀校長に感謝状を手渡し。「子どもたちにとって税はなじみが薄いかもしれませんが、コンクールをはじめ協力して頂きありがたい」とあいさつした。
同校は租税教室を開いたり、税に関する各種コンクールに積極的。今年も標語部門に3年生全員が作品を寄せた。
感謝状は関東信越国税局管内でも選ばれた学校にしか贈られることがなく、新井署長は「我々大人でも難しい税金について、少しでも関心を寄せてもらうきっかけにもなれば」と話していた。