上伊那最高齢の平沢さんが死去
上伊那管内最高齢109歳で宮田村町三区の平沢由子さんが11日午後12時38分、駒ケ根市内の特別養護老人ホームで死去した。4日前までは食事も欠かさず、最期は家族らにも見守られ眠るような大往生だったという。
伊那市殿島の生まれで結婚して宮田村に住んだ。早くに夫を亡くしたが、家族の大黒柱として男ばかり4人の子どもたちを育てた。
「怒った顔を見たことがない。いつも笑顔のおばあちゃんでした」と孫の幸弘さん。
2年ほど前からは言葉を話すのが難しくなったが、体は健康で食欲も旺盛。野球と相撲が好きで、テレビ観戦もしていたという。
葬儀は15日正午から同村町二区の白心寺で喪主は幸弘さん。