立正佼成会が米寄贈
立正佼成会伊那教会(瀬在快衣教会長)は16日、農家の会員らが今年収穫して奉納した玄米180キロを駒ケ根市を通じて市社会福祉協議会に寄贈した。同教会の三沢宏至渉外部長ら3人が市役所を訪れ「わずかだがどうか福祉に役立てて」と原寛恒副市長に目録を手渡した=写真。原副市長は「毎年の善意に感謝する。温かい気持ちを温かいご飯にして提供したい」と礼を述べた。米は市が委託して市社会福祉協議会が運営している独り暮しのお年寄り向け配食サービス『ときめきランチ』で使われる。同協会は伊那市、飯田市にも玄米を寄贈する。
同協会の米寄贈は1961年、大きな被害をもたらした三六災害の被災者を救済するために行われたのが最初。