08年度箕輪町予算編成方針説明会
箕輪町は16日、08年度予算編成方針説明会を役場で開いた。「一味ちがう箕輪の子ども」育成事業など新年度に取り組む7つの重点施策などを挙げ、従来の枠配分方式の継続と5%削減の効率化で必要な財源確保に取り組むことなどを職員に指示した。
平沢豊満町長は、「予算は町民の夢、思いを実現するためのものと位置付け、昨年の踏襲でなく、町民と共有した夢を実現できるようがんばってほしい」と話し、08年度の重点施策を説明した。
施策は▽幼児から中学生まで一貫した「一味ちがう箕輪の子ども」育成事業▽安心して子育てのできる環境整備▽1パーセントルール(標準財政規模)による協働のまちづくりの促進-など。「一味ちがう箕輪の子ども」育成事業では、読書による「読育」で資質向上を図るため、5小学校の図書購入費を重点的に予算付けし、5校で図書を共有するシステム作りの検討も指示した。
08年度は「一般財源が大きく不足する可能性が否定できない」として、事業の効果・必要性などをゼロから徹底的に見直す姿勢で臨むよう話した。
予算編成の基本方針に▽第4次振興計画(実施計画)の着実な実行▽行政経営計画に基づく行財政改革の強力な推進-など5項目を示し、基本姿勢や進め方として▽最小コストで最高品質の町民サービス提供▽コスト・スピード・チェンジ・サービス▽アウトソーシングなど民間活用▽全庁をあげた組織横断的な予算編成-など11項目を挙げた。