牛乳料理伝達講習会
南箕輪村食生活改善推進協議会は16日、「牛乳料理伝達講習会」を村公民館で開いた。会員と地域住民合わせて25人が参加し、牛乳や乳製品を使った料理を調理、試食した。
30年以上の歴史を持つ箕輪村食生活改善推進協議会の会員は35人。「健康は自分たちの手でつくる」をスローガンに毎月1回、料理の伝達講座などを開いている。今回は、南箕輪村が26日と30日に行う骨健診に合わせて、骨粗しょう症や骨折予防のため「牛乳料理伝達講座」とした。メニューは日本酪農乳業協会が考案した3品。
ひじき、ネギ、ひき肉、卵にスキムミルク、片栗粉、塩、黒こしょうを加え、小判型にして焼いた「ミルク入りひじきバーグ」。
玉ネギ、ニンジン、鶏肉、カブ、牛乳などを使った「鶏肉とかぶのみそシチュー」。
小松菜とプロセスチーズを練りわさび、だし汁、しょう油、砂糖であえる「小松菜とチーズのわさびしょう油あえ」。
参加者たちはレシピを見ながらテキパキと料理を作っていった。
南箕輪村食生活改善推進協議会の倉田和子会長は「講座を機会に、会に興味を持っていただけたらと思う。食を通しての健康づくりを、家庭から地域へ広げていきたい」と語った。
同会は、伝達講座のほかにも、保育園を回って食育についての寸劇を披露するなどさまざまな活動をしている。