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美篶小で給食交流会

生産者、業者らと給食を食べ、苦労話を聞く

美篶小で給食交流会

 伊那市の美篶小学校で13日、給食週間(13縲・9日)に合わせ、給食にかかわる人たちとの交流会があった。児童たちは野菜生産者らと給食を食べたり、給食ができるまでを学んだりした。
 体育館に全児童が集まり、生産者や業者、給食技師など12人がそれぞれの立場で「農薬や化学肥料を使わない野菜作りをしている。虫に食べられないようにするのは難しい」「給食は残さずに食べてほしい」など苦労していることや給食に込めた思いなどを話した。地域振興として栽培される雑穀アマランサスの説明もあった。
 児童の一人は「給食ができるまでに、たくさんの人が協力している。好き嫌いなく食べたい」と感謝した。
 給食では、地元産の小松菜や大根、アマランサスなどを使ったかきたま汁、サラダ、チキンカツ、郷土食の五平もちなどが並んだ。生産者らは各クラスに一人ずつ入り、児童と一緒に食べた。
 小松菜などを栽培する上大島の男性(66)は安心な食材を提供するにはそれなりに気を使うと話しながら、給食を平らげる児童たちの姿に喜んだ。

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