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箕輪町職員改善提案

 箕輪町は16日、今年6月の「職員改善提案強化月間」で、104件の提案のうち審査で金、銀、銅賞になった提案者に報奨金を授与した。
 「職員の提案に関する規程」は05年12月に改正。それ以後、1件も提案が出されていない。このため、職員の意識改革を図ろうと初めて強化月間を設け、副町長名で全職員向けに通知した。
 個人、あるいはグループ提案で104件集まり、職員15人で構成する「事務改善委員会」で創造性、経済性、実現性、効果性、重要性の5視点で評価。提案者は提示せず提案番号で示し、5つの視点を各5点の25点満点で審査。その中で、特に実現性、効果性について評価の高かった提案を絞り込んだ。11月2日、委員会の報告を基に町長、副町長2人が金、銀、銅賞を選考した。
 金賞は5件で▽階段中央に夜光付きラインテープを張る▽子育て支援係の一元化▽選挙人名簿のデータ管理化▽みのわポータブルナビガイドの作成▽係長会の設置-。
 銀賞は庁舎内の消火器・消火栓の設置場所の再確認とプレートの設置、冷房の効果的な使用など6件。銅賞は町ホームページへのバナー広告の掲載など4件だった。
 7月以降にすでに改善したものもあるが、提案は11月末までに各担当係で具体化に向け検討した後、事務改善委員会で協議する。
 提案は随時受け付けているが、今後も年1回の強化月間を設け、職員の意識改革から最終的には町民へのサービスに結びつくようにしたいという。

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