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杉本幸治氏出馬表明 駒ケ根市長選

杉本幸治氏出馬表明 駒ケ根市長選

 任期満了(08年1月28日)に伴う駒ケ根市長選(1月13日告示、20日投票)に出馬する意向を固めていた新人の元県教育次長、杉本幸治氏(58)=無所属、上穂町=は17日夜に駒ケ根市の駒ケ根駅前ビル・アルパで開かれた支援者の会で立候補を表明した。杉本氏は集まった約100人の支援者らに対し「子どもたちの笑顔と未来のために活力あふれる元気な駒ケ根市を目指す」とした上で「出港する杉本丸に一緒に乗り、目的を達成しよう」と呼び掛けた。
 5期20年に及んだ中原市政について「財政基盤を築いたことは評価するが、誰でも自由にものが言える雰囲気がなくなるなど多選の弊害が出た」と批判した。前回選で敗れた原因の一つを「地域を歩いていなかったこと」と反省。「この4年間に地区の分館長を務めたり地元企業を視察したりしたことなどにより、地域のことがよく分かった」と述べ、目標に経済の活性化、医療、福祉、教育の充実などを掲げたほか、市民参加のまちづくりのために市民による「百人委員会」の設置を挙げた。
 杉本氏は伊那北高卒。県職員として長野五輪ボランティア課長、体育課長などを歴任。03年12月に退職して臨んだ前回選ではわずか198票差で現職の中原正純氏に敗れた。
 立候補は前市議会議長の北沢洋氏(56)=無所属、上赤須=に続いて2人目。共産党などでつくる市民団体も候補擁立を模索している。

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