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「柳沢運動プログラム」屋外バージョンを開発中

「柳沢運動プログラム」屋外バージョンを開発中

 信州高遠青少年自然の家の「冒険の森」で18日、研究開発中の「幼児自然体験活動プログラム」の検証事業があった。大脳活動の発達を促す「柳沢運動プログラム」の屋外バージョンで、検証結果を踏まえ、国少は08年度、親子活動プログラムを組みたいとしている。
 屋外バージョンの開発は、自然の家周辺の自然環境を生かし、幼児期の自然体験活動の普及を図るねらい。今夏、国少や県教育委員会の職員らで調査研究委員会を立ち上げ、「柳沢竏秩vを考案した松本短期大学の柳沢秋孝教授の指導を受けながら取り組んでいる。
 プログラムとして、四つんばいで歩く「森のくまさん」、森で拾った実を軍手に入れてウサギ跳びで運ぶ「うさぎさんになって森の宝物を運ぼう」などを用意。
 検証事業には、辰野町の羽北保育園年長児11人を含む家族ら約40人が参加した。
 息が白くなるほどの寒さだったが、年長児たちは遊びに夢中。クマ、コアラ、ウサギなどの動物になって、森の中を歩いたり、2本の木に渡したロープにぶら下がったりと元気に飛び回った。
 年長児全員に万歩計をつけ、屋外遊びと日ごろの保育園活動との運動量を検証。後日、委員会を開き、分析結果や改善点などについて話し合う。

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