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原因は機械の誤動作か 西春近北小で暖房機爆発

 伊那市の西春近北小学校で9日、温風暖房機が爆発した事故に関し、原因を調査した製造メーカーは、燃料の噴射や点火を制御するマイコン基板の不具合が原因と発表。21日、原因について製造元などから市教育委員会に報告があった。
 温風暖房機を製造したIHI回転機械(東京都)が市教委に説明した内容によると、爆発は「マイコン基板内の電磁弁制御部の誤動作が直接の原因」。未燃油が暖房着火動作時の点火スパークに引火したという。
 「マイコン基板の部分経年劣化、または、外的要因(ノイズの影響など)により不具合が生じた可能性が高い」とメーカー側。マイコン基板の誤動作による事故は今回が初めてだとしている。
 市教委によると、メーカー側は機械の誤動作を認めていて、「取り替え工事には、誠意を見せて協力させてもらいたい」とのこと。現在、暖房機は故障中のため、同メーカーと話し合いながら早急に新しい暖房機を学校に入れる予定だ。

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