ときめきランチ15周年
一人暮しのお年寄りへの調理、配食サービスを93年から行っているボランティア・グループ「ときめきランチ」(北沢里子代表、50人)は23日、活動を始めて15周年の節目を祝う記念式典と研修交流会を駒ケ根市のふれあいセンターで開いた。会員と市社会福祉協議会職員など約50人が出席し、15年の歩みを感慨深く振り返った。
北沢代表は式典のあいさつで「これまでの15年が走馬灯のようによみがえってくる。弁当を見て涙ぐんだ利用者がいたことは今も忘れられない。ボランティアの原点を忘れず、これからも頑張ろう」と呼び掛けた=写真。研修交流会には記念講演として上伊那調理師会会長の山越信治さんが招かれ「先人の知恵 行事食あれこれ」と題して、季節ごとのさまざまな料理について楽しく話した。
ときめきランチは毎週土曜日に弁当をつくり、希望者に500円で配達、提供している。01年には市社協表彰、今年9月には県社協表彰を受けた。