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1810/(金)

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かかし隊が収獲祭

かかし隊が収獲祭

 農産物の栽培を通じてさまざまな体験をする宮田村公民館の親子講座「われら、かかし隊」は23日、収獲祭を開いた。自分たちで育てた米を五平餅、サツマイモをスイートポテトに調理。支えてくれた地域の人たちも集まり、大地の恵みをみんなで味わった。
 この日は駒ケ原の宮嶋正明さんの農園で、オーナーになっているリンゴの収獲を体験。真っ赤な実を丁寧にもぎ取った。
 村民会館に場所を移して調理を開始。宮田村の五平餅は通常「小判型」だが、炭火で焼くために「俵型」に挑戦した。
 親子で炊きたてのご飯を握り、串に刺してコンガリ焼けた所でふんだんのクルミ味噌を塗った。
 植木千尋さん(9)は「ベタベタしていて作るのが大変」と話しながらも満面の笑顔。
 親たちは「普段はなかなかこのような機会を持てないが、子どもたちと接点を持つ意味でも本当に良かった」と春からの講座を振り返った。
 甘いほのかな香りのスイートポテトも完成し、とってきたばかりのリンゴもテーブルに並べて会食。多くの地域の人に教えてもらい、育んできた自分たちの味に歓声が沸いた。

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