「伊那おやじの会」 そば打ち体験
中高年男性の居場所づくりを目的とした、伊那公民館の講座「伊那おやじの会」は27日、同市西箕輪羽広のそば処・名人亭でそば打ち体験をした。エプロン姿のメンバー29人が6グループに分かれ、それぞれ力を合わせてそばを打った。
受講者は仲間づくりを目的に集まった市内の60縲・0歳代の男性。そば打ち体験は年間行事、全10回のうちの一つで、昨年に続き開いた人気企画。名人亭の代表、小林史麿さんが講師となり、そば打ちの手順をデモンストレーションを交えて説明していった。
手順は、2、3回に分けて水を振り、そば粉によく水を回すための「水まわし」から切るまでの全10工程。2年目の中谷定幸さん(72)=同市山寺=は「去年よりうまくできている。一回、体験しているので今年は先生の言っていることもよく分かる」と真剣な表情でそばを打っていた。
完成したそばは受講生が試食した。
各班に分かれてそば打ちをする男性たち