伊那市教委 不登校児童生徒支援事業の講演会
伊那市教育委員会は27日、市駅前ビルいなっせで不登校児童生徒支援事業の一環として、講演会を開いた。子どもの不登校や引きこもりなどについて考える開善塾教育相談研究所(群馬県)相談室長の藤崎育子さん=写真=の話に小中学校教諭や一般ら約60人が耳を傾けた。
藤崎さんは「子どもを自立した大人に育てるために縲恤s登校・ひきこもりの訪問相談の現場から竏秩vと題して講演。14年間続ける家庭訪問の相談現場から、学校復帰や社会的自立に向けた支援の実践エピソードを織り交ぜて話した。
親御さんに向けて藤崎さんは「火と刃物を使えるようにしてあげること」と主張。子どもが自立するためには、自炊ができるよう自立への道を作る必要性を訴え、「こどもに自信を持たせることが重要」とした。
また、「不登校の子どもたちを助けられるのは先生」とし、「子どもたちに学校の先生に忘れられてなかったんだと思わせること」。教育相談の心がけとして、▽子どもの長所を見つける▽時により核心には触れないこと竏窒ネどのポイントを上げた。