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山ぶどうワイン「紫輝」12月2日のワイン祭りで解禁

山ぶどうワイン「紫輝」12月2日のワイン祭りで解禁

 宮田村特産の山ぶどう交配種ヤマソービニオンでつくる赤ワイン「紫輝」のビン詰め作業が27日、醸造する新田区の本坊酒造信州工場であった。収獲から2カ月で仕込み、新鮮でフルーティーな味わいが特徴。無料試飲ができる12月2日のワイン祭り(会場・同工場)で解禁し、上伊那を中心に720ミリリットル入りビン約6500本を出荷する。
 村内農家13戸が栽培し、昨年よりも若干減ったが28トンを10月初旬に収獲。ワイン醸造9年目の今季も味わいが異なる数種類の生産を予定する。
 最も発売開始が早い「紫輝」だが、昨季試験的に別銘柄の「駒ケ原」で用いたボジョレ・ヌーヴォーの一部製法を新たに導入。より果実感が残る豊かな風味に仕上げた。
 近年は県の原産地呼称管理制度に認定されるなど、上質なワインとして高い評価を受けており「みずみずしさが特徴。軽く冷して飲むのに適している」と醸造担当者は話す。
 ワイン祭りは生産者や村などでつくる「山ぶどうの里づくり推進会議」が主催。
 午前11時から試飲を用意して一般来場者に振る舞うほか、軽食販売も。村役場を午前10時半に出発する会場送迎バスも運行する。
 発売はまつりにあわせて開始。上伊那各地の酒販店、同酒造売店などで取り扱う。1本1900円。問い合わせは村役場産業建設課85・5864へ。

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