駒ケ根JCがちびっ子広場改修構想を提言
駒ケ根市の駒ケ根高原の一角にある「ちびっ子広場」の改修について4月から市民らとともに検討を重ねてきた駒ケ根青年会議所(北原和明理事長)は27日、グランドデザイン(全体構想)がまとまったとして市に改修を提言した。北原理事長ら役員4人が市役所を訪れ、中原正純市長に報告書を手渡した。
ちびっ子広場は1976年、子どもが安心して遊具で遊べる広場として青年会議所が中心になって完成した。しかし近年になって遊具の老朽化が目立ってきたことから、今年になって市民にも呼び掛け、新たな広場を目指してアイデアを練ってきた。
報告によると広場は▽生き生きとわんぱくに遊べる「わんぱーく」▽人や自然と触れ合える「ふれあいぱーく」▽何度でも訪れたくなる「おいなぱーく」竏窒Rンセプトに、水、森、芝生の3つのゾーンにシンボル・ツリー、小川や池、ウォーター・スライダー、ツリーハウス、遊歩道、花壇などを配置する。
中原市長は「予算のこともあり、1年で実現するのは難しいが、年次的に取り組んでいったらどうか。力を合わせて再生されることを願っている」と構想の実現に期待を寄せた。北原理事長は「自然の中で子どもたちが土にまみれて活発に遊べる広場であってほしい」と述べた。