師走に入り、小松養蜂が来年の干支・子(ねずみ)の蜜(みつ)ろうの置物制作
師走に入り、伊那市御園の小松養蜂園で1日、来年の干支(えと)である「子(ねずみ)」の、蜜(みつ)ろう置物づくりが始まった=写真。色とりどりの蜜ろうで作られた3種類のネズミたちが、足早に迫る来年の訪れを感じさせている。
干支を模った蜜ろうの置物づくりは13年目。同園を営む小松実治さん(75)がハチの巣箱づくりを依頼している伊那市の障害者社会就労支援センター「ゆめわーく」(前共同作業所)などの利用者の賃金に還元できれば竏窒ニ、始めたもので、置物の袋詰め作業や販売を利用者に依頼し、その収益を利用者の賃金に当てている。近年は、市内にあるほかの障害者社会就労支援センターの利用者もこの作業に参加している。
縁起物とあって毎年の人気も上々。今年は3種類のネズミのほか、ハリネズミなどの変り型も制作。10日までに約200個を作る予定だという。6日からは利用者らの袋詰め作業も始まる。
小松さんは「ネズミは子だくさんなどの意味があって縁起もいい」と話していた。
価格は2,3個セットで500円縲・00円の予定。8日から販売する。
問い合わせはゆめわーく(TEL73・2489)へ。