母子、父子家庭親子と寡婦を対象とした「親子のいきいき講座」開催
母子、父子家庭親子と寡婦を対象とした「親子のいきいき講座」が2日、箕輪町の松島コミュニティーセンターであった。6組の親子と子どもが20歳以上になった寡婦ら約40人が参加。長巻すし作りなどをしながら、交流を深めた=写真。
講座は、一緒に過ごす時間の中で親子の絆を深めてもらうとともに、各家庭間の交流などを目的として上伊那郡母子寡婦福祉協議会が毎年開催しているもので、今年は全員で一つの長巻ずしを作ったり、クリスマスリース作りなどを体験。母親とともに長巻ずし作りに挑戦した女の子は「桜でんぷんの盛り付けが楽しかった」と話していた。
上伊那にも母子家庭、父子家庭は潜在的に存在しているが、協議会に入会する家族は少ないという。
同協議会の担当者は「入会すれば福祉制度に関する情報も詳しく知ることができるし、母子、父子家庭を対象とした共済制度などもある。また、ほかの家族との情報交換もでき、不安の解消にもなると思うので、ぜひ参加していただければ」と話していた。