天竜せせらぎロードプロジェクトが北島公園にあずま屋を整備
天竜川護岸道路の理活用について考える「天竜せせらぎロードプロジェクト」(小池茂治会長)は2日、天竜川右岸の深沢川との合流点下流にある北島公園に、あずま屋とテーブルセット、木製ベンチ4器を設置した。
天竜川の親水公園の検討などを計画してきた同プロジェクトでは、今年7月、昨年7月に発生した豪雨災害を伝える「伝承之碑」が設置された同公園整備を担うこととなり、あずま屋の設置、桜の植樹などを計画。10月には伊那青年会議所の40周年記念事業として、桜の植樹が行われた。
そんな中今回、あずま屋やベンチの設置に着手。作業にはプロジェクトメンバー約10人が参加した。
あずま屋の位置は天竜川が見渡せる公園中央部分で、川をよく見られるよう、囲いは付けないことにした。広さは約13平方メートル、高さは約3・7メートル。公園整備には県の地域発元気づくり支援金の助成も受けている。
小池会長は「今日、ここを通った人が『今度はここで休めるね』と話していた。天竜川と憩える護岸にすることを目的としてやってきたが、プロジェクトとしては一歩前進できたと思う」と話していた。
今後は、照明などの整備などを計画している。