伊那スキーリゾート 雪造り始まる
伊那市西春近のスキー場「中央道伊那スキーリゾート」は4日夜から、15日のオープン予定日に向け、ゲレンデで人工降雪機を稼働させた。まずはオープンのために必要となる、全長約1200メートルのゲレンデ下半分の部分での雪造りが始まっている。
氷点下2度以下を目安に降雪機を使い、近くの川の水を霧状に噴射して雪を造っている。初日は4日午後11時縲・日午前7時、降雪機15台を稼働させて約1500トンを降雪。オープン日までに最低6千トンが必要となるため、今後の継続的な冷え込みが期待される。
リフト3基の整備やレンタルスキーのワックスがけなどを近日中に終え、あとはゲレンデの雪が順調に整うのを待つだけ。関係者は「オープン日を待ち切れない利用者からの問い合わせも入ってきている。みなさんの機運の高まりに答えられるよう雪造りに励みたい」と話している。
営業期間は来年3月31日まで。入場者数は例年並みの約8万人を見込んでいる。