大田切育成会が座禅会
宮田村大田切区育成会(新谷好弘会長)は2日早朝、恒例となった冬の座禅会を北割区の真慶寺で開いた。約30人が参加。10人の小学生も寒さを忘れて座禅を組み、瞑想にふけった。
心を落ち着かせ、目を閉じる参加者。厳しい寒さにも関わらず約40分間、子どもたちも体を動かさず静寂な時間を過ごした。
子どもたちの心身鍛練にと始まって18年。新谷会長は「きっと貴重な体験になるはず」と、座禅終了後に境内を清掃する小学生の姿に目を細めた。
同寺の赤尾義道住職は「地区をあげた座禅会は大田切だけ。体を動かさないと不安定になりがちな子どもたちだが、体を動かさないでも心を落ち着かせることに気付いてもらえたら」と話した。