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猟友会と村が災害時や行方不明者捜索で協定

猟友会と村が災害時や行方不明者捜索で協定

 宮田村は5日、上伊那猟友会宮田支部(保科誠支部長)と行方不明者の捜索、災害時における情報収集や伝達に関して協定を結んだ。村内の地理地形に熟知し、無線も使える会員の利点を活用し緊急事態に備える。
 万が一の時に会員の技能やノウハウを活かせれば、と同支部から申し出があった。
 同支部には28人が所属するが、大半が無線免許を所持しており、既存の通信網が届かなかったり寸断された場合など大きな力となりそうだ。
 締結調印式で保科支部長は「山間部などは携帯電話が通じないエリアも多いが、無線ならばカバーできる。地理地形にも精通しており、役に立てると思う」とあいさつ。
 清水靖夫村長は「災害や高齢化など社会的に心配されることが多い。皆さんの行動力で支援してもらえたら本当にありがたい」と述べた。
 村は既に、災害時の応急措置で村建設組合、災害時の避難所提供、情報収集で郵便局と協定を結んでいる。
 また、宮田村以外の上伊那猟友会各支部でも協定締結に向けた動きが始まっており、先日は辰野町で結ばれている。

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