県老人大学伊那学部作品発表会
県老人大学伊那学部は5日、作品発表会を県伊那合同庁舎で開いた。来年2月に卒業する2年生たち約100人が、各講座で学んだ集大成を披露し合った。
講堂で、それぞれの講座の代表者が2年間の活動の講評を行った後、全員で会議室や講堂前の通路に飾られた作品を観賞した。
作品は書道や俳句、短歌、水墨画、ちぎり絵など103点で、「すてきじゃない」「墨の濃淡が難しい」など互いの作品を評し合う姿が見られた。
生徒たちは「俳句は、やったことがなかったが、2年やって楽しくなった。卒業してもクラブを作ってやっていきたい」「2年間で基礎を学べ、有意義だった」など講座の感想を話した。
作品の展示は発表会の間だけのもの。「もったいないなあ」との声も聞こえた。