長野県高齢者作品展入賞者巡回展
県長寿社会開発センターによる「長野県高齢者作品展入賞者巡回展」が14日まで、伊那市駅前ビル「いなっせ」の2階展示ロビーで開かれている。日本画、洋画、彫刻、手工芸、書、写真の6部門で各賞を受賞した40点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
高齢者同士の交流や生きがいづくりなどを目的として毎年開催している「信州ねんりんピック」。高齢者作品展もその一環として開催しているもので、60歳以上を対象として作品を募集したところ、今年は246点の応募があった。巡回展は各部門上位7賞に入賞した作品を一堂に集め、県内3会場で開催している。
上伊那からは洋画、手工芸の部で入賞した2人の作品が展示されている。洋画の部で長野市長賞を受賞した駒ヶ根市の小松茂郁さんの作品「ラジオとスリッパ」は、色彩のコントラストが印象的な作品。また、手工芸の部で長野県社会福祉協議会長賞を受賞した箕輪町の高橋修司さんの切り絵「川遊び」は、細部まで細かく表現された切り絵が、川遊びの楽しげな情景を伝えている。
入場無料。午前9時縲恁゚後5時(最終日は正午まで、12日は休館日)。